すずしろ鍼灸院のブログ

こないだ、分かりません系のことを書きました。

逆に、お前なんならわかるねん、というつっこみを自分で思いつきました。悲しいね。

結論から言うとほとんど分からんですね。
見ていない・聞いていない状態で何かが分かることはないと思います神羅万象。

ほぼすべてのケースにおいて、

・「何に困っているか」は聞かなきゃ分からんですし、
・「何ができないのか」は検査しないと分からんですし、
・「そもそも鍼・灸ができるのか」も確認せんとできないです（たまに金属アレルギーの方や傷口に刺激を求める方もいるので）。

繰り返しになりますが、店選びに失敗したくない気持ちは分かります。時間もお金も手間もかかるわけですから。
ただ「分からない」ことを「できるorできない」という回答に変化させる必要はあります。手間はかかりますが、できないことが判明すればそりゃもちろんやりませんし、料金取らないですよ。これで金取ってくるところは流石にヤバイと思います、同業の悪口になるかもだけど…

施術ができるかどうか判断するのは、うちでは最低限
・みる
・きく
・ふれる
がクリアにされていないとできないです。電話でいろいろ事情を話される方もいますけど、それだけだとまだなんも判断できません。
電話で十分情報は得られる！というところもあるとは思いますけど、わかるかわからんかの話でいえばうちは分かんないです。

逆に、ハッキリと回答が出せる質問だと、いちばん多いのが

「〇〇（病気）だけど、施術できますか？」ということ。

これはわりとハッキリ答えることができます、ほとんどの場合「できる」と言いますし（そもそも施術できるかどうかの話なので）。

こういう系で断ったことのあるケースは「骨折」の場合のみです今のところ。
固定しているところがあれば全身バランスを見るうえで難しいので、固定が取れてからの方が安全だと判断したので。
ただ、今になって思うと、揉んでほしいとか、治療を目的にしない場合はそれでもいいかな、と思います。
一般的なリラクゼーションサロンだとお断り案件になることがほとんどだと思うので、そういう時にこそ資格者が動いたほうがいいよね…っていう。

ただまあ、何がしかの持病を持っていて通院中、という場合は事前にお医者さんに相談してもらった方がいいですね。
自費のいいところは保険の問題がないので身体的な事情がない限り併用できる、ってところです。ほんっと事務手続きないの超楽です。ﾝﾊﾊ


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